阪神・阪奈のマイナーリーグをぜんぶ観て周ってみる〜J.リーグ編 Vol 2

 

J3奈良クラブ観戦の後編です。

オープニングセレモーニーはチアダンスチームのダンスパフォーマンスでした。

見たところキッズダンサーっぽいので、公式ウェブサイトで調べたところ、橿原市にあるクラブのチアダンススクールのメンバーから選抜されているようです。

 

 

 

チアダンスのメンバーはオープニンのダンスだけではなく、選手入場時にチームフラッグを振ったりと中々の活躍ぶりでした。

 

 

エスコートキッズや試合前の記念撮影などはJ1と同様な感じです。

 

 

ゴール裏コアサポーターの数は同等もしくはアウェイの富山の方がやや多いように見えました。

ホームの奈良にはもう少し集客を頑張ってもらいたいところです。

 

 

スコアボードや出場選手の表示に関してもJ1クラブと比較してしまうと大きく見劣りしてしまうのは否めません。

 

照明施設もJリーグのナイトゲーム開催に必要な照度基準を満たしてはいないようで、当面はデーゲームのみでしょう。

 

座席もメインスタンド5,500席のみで、あとは芝生席になっておりJ2の基準である座席数で1万人規模以上が満たせていない状況です。今後、上位カテゴリーへ昇格を目指していくうえでインフラ整備も早々にクリアしていくべき課題です。

 

 

試合の方は、悲願のJ2復帰を目指し首位争いを繰り広げている富山が前半に2点のリード、後半早々に前半得点した富山の柳下がこの試合で2回目のイエローカードで退場、その後奈良が1点いれて詰め寄りましたが富山が逃げ切って勝利を収めました。

 

 

ハーフタイムには地元の奈良競輪の選手によるプロモーションがあり、試合後には選手の挨拶があり、地域密着の取り組みをされてはいましたがエンターテイメント性のある企画がもう少し欲しかったような気がします。

 

 

この日の観客数は1,410人、前述のコアサポーターのみならずライトファンの開拓による集客強化が当面のもっとも重要で解消すべき課題ではないでしょうか。

とはいえチームは、昇格1年目でリーグの中位をキープしており今後おおいに期待できるクラブでもあります。